福島第一原発から漏れた放射性物質が北風にのって東葛にさしかかったとき、無残にも雨雲とぶつかりました、そして生まれたのがホットスポット柏市です。
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    2011-07-01 (金) | 編集 |
    広報柏に柏市長のコメントがでていました。
    すごくわかりやすくて、市長なりのジレンマも感じますが
    なにより、市民に正しく情報をつたえ、正しく不安をなくそうという
    そういう姿勢がよみとれて、自治体のトップがこういってくれて
    とても嬉しく思いました。



     今回の福島第一原発事故による放射線問題に関して、6月23日時点の見解をお伝えします。
     柏市の放射線量が平常時より高いことは事実であり、認識しています。大事なことは、その「高い数字」が健康にどのような影響を与えるのか、ということだと考えます。
     現在測定を行っているのが空間放射線量ですので、外部被ばくを前提とした話にはなりますが、今回東葛地区放射線量対策協議会で測定した柏市北部の平均値を用いると、放射線量は0.45マイクロシーベルト/時(※1)、平常時の自然による外部線量が0.1マイクロシーベルト/時(※2)、屋外8時間、屋内16時間は屋外時の40パーセントという前提で計算すると、今回の原発事故の影響と想定される柏市での年間外部被ばく線量は約1.84ミリシーベルト(※3)となります。

     現在、基準値に挙げられているものは、自然に被ばくする線量を除いて年間1ミリシーベルトと年間20ミリシーベルトの2つです。両方とも、ICRP(国際放射線防護委員会)という放射線の影響を検討する国際組織が勧告しているものですが、20倍の違いがあり、これが混乱を招く大きな原因の一つであると私は思っています。
     専門家ではないですが、私なりに、分かるよう解釈すれば、1ミリシーベルトは「影響を気にする必要はない水準」で、これが平常時の基準値です。一方、20ミリシーベルトというものは「進んで受け入れることはできないが、現実的には受け入れることが可能と推定できる水準」で、「この20ミリシーベルトを超えると、緊急時以外は容認できない」ということだと認識します。国は、非常時ゆえに、この20ミリの数字を提示している一方で、今後できる限り受ける線量を減らしていくことが適切であるとも述べています。
     市では現在、この1ミリを超えているので、「進んで受け入れることはできない」けれども、「原発事故が収束していないこの非常時には、現実的には受け入れ可能」という状態です。私は、250人もの世界の学者が検討を重ねた結果であるICRPの勧告を中心に現状を捉えていますが、やはり同時に、合理的にできる範囲で被ばく線量を減らす努力を続け、最終的には1ミリシーベルト以下を目指すことが大切だとも認識しています。
     放射線の影響を考えるには、高度でかつ専門的な知識が必要で、残念ながら、市の現状では、私も含めて市が自ら持つ知見だけで的確な判断が下せる状況にはなく、国際機関が提示する考え方の理解に基づいた意思決定を行っています。難しい内容なので、今後も一層の理解の向上に努めますが、学者間で統一した見解があるわけでなく、異なるさまざまな見解が市民に不安を与えていることも事実だと思います。
     内容を整理して、詳しく丁寧に説明することが必要であり、そのためにも東葛地区放射線量対策協議会を発足させました。専門家の意見を聞き、さまざまな見解を整理して、市の考え方をお示しすることを目的としています。独立行政法人国立がん研究センターでも同様の動きが見られます。
     放射線に関連する学者、学会の皆さんには、個人の見解を主張するのではなく、同じ土俵で考え方をぶつけ合い、全体としてまとめてもらいたいと切に願うとともに、市では協議会を中心に、専門家の知見を得ながら、全力を挙げてこの問題に対応していきます。


    自治体のトップの人がこういう姿勢であれば
    どこが妨害しようと、
    園や保育園が自主的に・もしくは保護者の力で除染活動をすることは
    何も悪いことではないはずです。

    あとは、お金の問題でできる・できないという大きな問題をそれぞれの園でOPENにして、行政・保護者と協力して乗り越えていくステップにいけるんじゃないでしょうか?
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    コメント:
    この記事へのコメント:
    市の姿勢に対する私の疑問
    こーちゃんパパこんばんは。

    私は常々市のHPに記載されている文言に疑問を感じていました。
    今回ご紹介いただいている広報柏の市長の言葉、私も読みましたが、これまでの疑念を晴らすことは出来ませんでした。

    私が常々疑問に思っていることは、わが国における放射線に対する一般公衆の被爆限度は、「放射線障害防止法(年間1ミリシーベルト)」および、労働基準法では、総被爆量(外部被爆+内部被爆)が0.6マイクロシーベルト/時以上となる場合、18歳未満の作業を禁止して「放射線管理区域」を設定しなければならないと明快に規定されているにもかかわらず、これら法令には一切触れていないことです。

    一方、HP上や市長の言葉には、拘束力の無い、より基準線量の高い国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告や文部科学省の福島県向けの基準のみがあたかも放射線量の基準であるかのように出ています。

    市は市民に対し、誠実であるべきだと私は思います。
    上記の点については、市に対して問い合わせのメールを何度か送っていますが、回答は来たことはありません。(それ以外の質問は全て回答を貰っています)

    市は、現在市がおかれている状況が法令違反であることを市民に隠しています。

    この状況が改善されない限り、私は市および市長のことを信じるのは早計だと考えています。
    2011/07/01(金) 23:16:48 | URL | 柏パパ #-[ 編集]
    Re: 市の姿勢に対する私の疑問
    今回のコメントからは、これまで全面に押し出していた逃げの姿勢がなくて、お互いの妥協点を探して行くために対話をしようとする考え方が見えました。
    確かに、今だ千葉県のおかしな独自基準に頼ってる部分からみると、ダブルスタンダードだって思いますけどね。
    直前の、我孫子市長の、除染すべきは、ママさんの心、みたいな発言の後だからか、かなりまともに見えてしまいました。
    2011/07/02(土) 00:06:27 | URL | こーちゃんパパ #-[ 編集]
    管理人のみ閲覧できます
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2011/07/02(土) 05:43:15 | | #[ 編集]
    No title
    私はいい意味でも悪い意味でもこれからの流れに対する布石みたいな印象を受けました。

    意地悪な見方をすれば、文章については、安全派・慎重派どちらにもとれるような書き方をされている印象があり

    その辺りがあまりにも上手すぎて、もしかしたらライターがいるのかもと思いましたが

    「最終的には1ミリシーベルト以下を目指すことが大切だとも認識している」と言いきっておられますから、今後市民の声を無視し続けるという事は無いでしょう。

    懸念しているのは
    「市では現在、この1ミリを超えているので、「進んで受け入れることはできない」けれども、「原発事故が収束していないこの非常時には、現実的には受け入れ可能」という状態です。」という一文が後々の言い訳にならなければいいなという点です。

    いずれにせよ、これまでのようにだんまりを決め込む事はせず、どんどん発信を続けてほしいものです。
    でなければ私たちのあげている声が浮かばれません。

    来週の公式発表が楽しみですね。
    2011/07/02(土) 07:49:25 | URL | とむ #mQop/nM.[ 編集]
    かしわもちさんへ
    私の着眼点も同じところにあって、今回この記事内容です。

    いい結果期待したいですね、あきらめずに粘り強くがんばります!

    コメントありがとうございました。
    2011/07/02(土) 09:30:53 | URL | こーちゃんパパ #-[ 編集]
    とむさんへ
    市長の文章は、毎回かなり精度が高いです。

    行政長として最低限必要な、隙を見せないという点ではかなりすばらしいと思います。

    どこかのABK市長と大違いですよね。

    しかし、すべては行動ですから、7月8日の発表や
    その後の各課での連動した動きなどみて
    実際どうなのよ?っていう観点でしっかりチェックする必要はあるかもしれませんね。

    コメントありがとうございます^^
    2011/07/02(土) 09:36:22 | URL | こーちゃんパパ #-[ 編集]
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