福島第一原発から漏れた放射性物質が北風にのって東葛にさしかかったとき、無残にも雨雲とぶつかりました、そして生まれたのがホットスポット柏市です。
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    2012-02-02 (木) | 編集 |
    柏市民の敵、セシウムについてですが、
    6月くらいまではイオン化した水溶性セシウムとして水と一緒に移動していたと考えられます。
    このころは、土中にあっても水と一緒に農作物の根から吸収されていたと思われるので非常に多くのお野菜から
    セシウムが検出されていたのだと思います。

    濱田さんという農家さんのブログです。
    http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-2caf.html

    さてプラスイオンのセシウムは6月を過ぎた辺りから、マイナスイオンの粘土質の土壌に吸着されて
    そこから水と一緒に動かなくなったと思っています。
    水や野菜から検出されるセシウムの量が減ったり、N/Dが多くなってきたころです。

    東北大の石井教授によると、粘土質土壌の穴(2:1型層状ケイ酸塩の層間)がカリウムやNH4やセシウムがちょうどすっぽり入る大きさだということです。
    www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo34/siryo1.pdf

    そこで、上記の濱田さんのブログの話を足すと、粘土質土壌よりもさらにセシウムがぴったりフィットするのが
    ゼオライト(結晶性アルミノケイ酸塩の鉱物)の穴(キレート構造)ということになります。
    いまいち腑に落ちないのは、粘土質もイオン結合ではなくて固着で、ゼオライトにも固着だという話で
    それよりは、粘土質の土中では電気的結着で、ゼオライトとは構造上の固着だという考え方の方が
    よっぽど分かりやすい話です。

    石井さんの資料と、上記の濱田さんのブログでは
    K < NH4 < Cs と石井さんが言っているのに対して、濱田さんは
    農作物へのCsの移行の実態からK=NH4>Csと見ておられます。

    日本土壌肥料学会のHPをみると
    http://jssspn.jp/info/secretariat/cs.html
    基本的にはK<NH4<Csだけど、NH4などの濃度によってK,NH4 > Csになりうると書いてます。

    ここまでは、土の話でした。アスファルトの話については
    押川先生からも情報をもらいました。

    Removal of Radiocaesium from Urban Surfaces
    F.J. Sandalls, Radiat Prot Dosimetry (1987) 21 (1-3): 137-140.

    で実験をしていて、Csとアスファルトの電気的な分離に
    アンモニウムイオン NH4+ が効果的とのこと。
    主な実験は 0.05M の NH4NO3を用いたが、0.01M程度の薄めたものでも効果がでたとのことです。


    つまり土中のセシウムを理解した上で、アスファルトにどう戦いを挑むか。
    こーちゃんパパなりの戦術を示せといわれたら
    NH4Nをかなり薄めて、化学肥料になっているものを探して
    それを除染の前日に散布して、当日水などで移動・回収することができるか?
    というのを試してみたいです。

    もちろん、今週末の除染には。。。間に合いません!
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