福島第一原発から漏れた放射性物質が北風にのって東葛にさしかかったとき、無残にも雨雲とぶつかりました、そして生まれたのがホットスポット柏市です。
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    2012-05-19 (土) | 編集 |
    本日はあけぼの山農業公園の計測でした。

    ご参加の皆様オツカレサマでした。

    ところで、今回も

    ガイガーカウンターでは強く反応するが、
    市のAP2700(シンチレーション)ではまったく反応しない


    という場所がありました

    芝生の広場からアスレチックに向かう小さな石の橋があって
    そこは、ガイガーではピーピーなるのに、市の機械は無反応です。

    広い公園でこういった場所はそれほど無く、その1箇所だけでした
    そして同じことは松戸友の会さんの除染計測のときもあり
    そして他にも計測隊は何回かその事象に遭遇しているようです。

    ただ、この問題、放置するわけにはいかないのです!

    ガイガーサイドからすると「市の機械インチキなんじゃないの?」
    シンチレーションサイドからすると「やっぱりガイガーは精度悪いね」

    となりかねない。

    そこでこの事象のおきる条件を分析してみたいと思います。

    ①この事象は石やアスファルトのところでおきるようだ。
    ②この事象はめったにおきず、おきる頻度が少ない。
    ③ガイガーはベータ線を拾う、シンチレーションは拾わない

    ということで、ベータ線がひとつの鍵になると考えました。
    放射線といっても、主に柏でしられているセシウムはガンマ線もベータ線も出します。
    だから、上記のような場所があると。。。
    お互いに、お互いの機械が壊れてるんじゃないか?という発想に陥りがちです。

    僕らはかなりの量同じ機械で計測をしているので、その機械にある程度データ蓄積上の信頼を置いています。
    その機械が特定の場所でだけ、何回計測してもおかしくなる?ということは考えられず、
    別の原因を考えるにいたりました。

    ベータ線のみを放出する核種があるんじゃないか?

    ということで調べました。

    放射性カリウム40 (半減期12.48億年、β線のエネルギー 1.33MeV)
    三重水素(半減期12.33年、β線のエネルギー0.0186MeV)
    炭素14(半減期5730年、β線のエネルギー0.156MeV)
    燐32(半減期14.26日、β線のエネルギー1.711MeV)
    燐33(半減期25.34日、β線のエネルギー0.249MeV)
    硫黄35(半減期87.51日、β線のエネルギー0.167MeV)
    塩素36(半減期30.1万年、β線のエネルギー0.709MeV)
    カルシウム45(半減期162.6日、β線のエネルギー0.257MeV)
    ニッケル63(半減期100.1年、β線のエネルギー0.0669MeV)
    セレン79(半減期110万年、β線のエネルギー0.151MeV)
    ルビジウム84(半減期475億年、β線のエネルギー0.283MeV)
    ストロンチウム89(半減期50.53日、β線のエネルギー1.495MeV)
    ストロンチウム90(半減期28.74年、β線のエネルギー0.546MeV)
    イットリウム90(半減期64.10時間、β線のエネルギー2.280MeV)
    テクネチウム99(半減期21110年、β線のエネルギー0.294MeV)
    錫121(半減期27.06時間、β線のエネルギー0.388MeV)
    セシウム135(半減期230万年、β線のエネルギー0.269MeV)
    プラセオジム143(半減期13.56日、β線のエネルギー0.934MeV)


    この中で、エネルギー量が多くて現実的に考えられるものを探すと
    建築石材の中に含まれる放射性カリウム40が一番可能性が高そうだった。
    日本の建築石材はほとんど輸入だろうけど、どこのものでも組成比率は違えど
    建築石材の花コウ岩中のカリ長石が原因だと考えられます。
    建築石材に使われる花コウ岩の例

    そういわれてみると、今日見つけた石の橋も、何かの石がいろいろ混ざった素材でしたね。


    まぁほんとごくまれにこういう場所があるので
    ガイガーで高汚染ポイントみつけたとしても、そこがアルスファルトやコンクリートなど
    造成物の近くであった場合は、市のシンチレーシ(近隣センターで無料貸し出し中)でも
    計測してみるのをオススメします^^

    ちなみに、ストロンチウムなんじゃねーの?
    という疑問も柏に住んでる人は当然持つと思いますが、こないだ今中哲二先生に
    インタビューをさせていただいたときに、柏でストロンチウムは考えなくても大丈夫だとおしえてもらいました。
    1月にやった小豆川先生の講演会でもストロンチウムに関しては同じ見解でした。
    (今中先生は北柏ふるさと公園の土壌をサンプルとして持ち帰っていただきましたので、正しくは計測結果が教えてくれます)
    今中先生のインタビュー動画はこちら



    ちなみに、児玉教授のこの熱弁をご存知の方は多いと思います。
    そして、この児玉教授の後にお話されたのが今中先生です。動画の最後の10秒くらい見ていただければ分かります。

    今中先生のこのときのお話はこちら


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